エアー、テキスト文章から “心の揺れ”を見抜き、企業の健全性を監視する感情分析AIソリューション「WISE Emotional Insight」を発表

2023年08月03日(木) プレスリリース

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エアー、テキスト文章から “心の揺れ”を見抜き、企業の健全性を監視する
感情分析AIソリューション「WISE Emotional Insight」を発表


ITソリューションベンダーの株式会社エアー(所在地:大阪府吹田市 代表取締役社長 森 剛、以下、エアー)は、新たにAIを使った感情分析ソリューション「WISE Emotional Insight」(ワイズ エモーショナル インサイト)を発表しました。メールやチャットの書き手の心理状態を観測およびAI分析を行い、感情の変化を自動検知することで組織の健全性を監視するソリューションです。


■「WISE Emotional Insight」開発の背景

近年、日本企業の品質不正やデータ改ざんが相次いでニュースとなっています。社員一人一人が正しくあれば不祥事は起こらないはずですが、実際に起きた不祥事の中には、正しくありたいと思う社員が業績や立場上のプレッシャーによって不正を強いられてしまったケースも見られます。また、ハラスメントは社員のメンタルに悪影響を及ぼし、仕事の生産性を低下させてしまったり、会社が法的な責任を問われたりすることもあります。
メールセキュリティソリューションを開発・販売しているエアーは、そういったときに起こる感情の揺れはメールやチャットの文章にも表れるだろうと考え、心理学的アプローチから研究開発を進めてきました。そして本日、テキスト文章から“心の揺れ”を検知し、不正の可能性発見をサポートする製品「WISE Emotional Insight」の発表に至りました。

代表取締役社長:森 剛より
エアーは、これまでもAIを積極的に用いたキーワードベースの分析ソリューションを開発してきました。今回はそれを更に発展させた、世界的にまだ類を見ない製品です。書き手の感情変化など、“心の揺れ”をモニタリングし異常を検知します。プレッシャーや人間関係による社員の心理変化を検知することで、不祥事の種を発見します。心理学の専門家に指導をいただきながら研究開発を進めてきたこの製品は、他の感情解析ツールと異なって企業不正やハラスメントそれぞれに特化した分析を行うことができ、業種を問わず様々な企業のお役に立てると考えています。

■感情解析AIソリューション「WISE Emotional Insight」とは

「WISE Emotional Insight」は、ディープラーニングでメールやチャットなど文章の書き手の心理状態を観測およびAI分析し、感情の変化を自動検知することで、組織の健全性を監視するソリューションです。贈収賄、不正会計、カルテル、情報漏えいなどの早期発見を目的とした「組織不正ソリューション」と、ハラスメントの早期発見を目的とした「ハラスメントソリューション」をご用意しています。分析した感情の変化は、レーダーチャート、時系列ラインチャートや、危険度を示すアイコンなどを使って視覚的に表示されるため、異常値の発見を容易にします。また「ハラスメントソリューション」では、当事者同士双方向の感情を分析し関係性を分類することで、ハラスメント等の問題が起こりそうな状況を推測します。膨大なデータから通常と異なる現象を見つけ出すことが得意なAIの特徴を活かして、感情の変化から不正行為の予兆を見つけ出すソリューションです。


分析した心理状態を示すレーダーチャート


心理状態の変化を示す時系列ラインチャート

製品情報は、下記ページをご覧ください。
「WISE Emotional Insight」製品ページ:https://air.co.jp/wei/


[プレスリリース・サービスについてのお問い合わせ]
株式会社エアー マーケティンググループ 電話:06-6368-6080 

■感情分析AIソリューション「WISE Emotional Insight」サービス内容

「WISE Emotional Insight」は目的に合わせて次の2つのソリューションをご用意しています。

組織不正ソリューション

  • パーソナル分析:
    送信メール・送信チャットから、書き手の心理状態をAIで分析し時系列の変化を監視。「不満をもち、もめごとを起こしやすいと思う」、「非道徳的・非倫理的な行いは絶対にしないという信念をもっている」など合計25の心理指標を用いて評価。
  • 時系列変化レーダーチャート:
    心理指標はスコア化され、レーダーチャートで表示。
  • 時系列変化ラインチャート:
    心理指標ごとに心理変化をラインチャートで表示。
  • 分析対象者のフィルタリング表示:
    分析の結果、総合的に心の揺れが大きい対象者をフィルタリングして優先的に表示。

ハラスメントソリューション

  • 2-Way分析:
    メールとチャットから、書き手が送信相手に抱く情動(好き・嫌い)をAIで分析し時系列の変化を監視。送信者と受信者、双方向の嫌悪感の変化を分析することにより、二者間の関係性の傾向を推測。
  • 時系列変化ラインチャート:
    二者間の関係性を分析した結果を時系列にグラフ表示。
  • 分析結果確認用サポートツール:
    ラインチャートで関係性悪化の兆候が見られた期間のメールやチャットを一覧で表示。メールの内容も確認が可能。メールに含まれる単語はワードクラウドで使用頻度順に大きさを変えて表示。
  • 分析対象者のフィルタリング表示:
    分析の結果、関係性悪化の危険度が高い分析対象ペアをフィルタリングして優先的に表示。

■サービス価格

価格については弊社までお問い合わせください。

[エアーについて]

株式会社エアーは、「いつの時代も、”いま、最も必要なソリューション”を提供する」ことをモットーに、メールアーカイブ・監査ソリューション「WISE Audit」、誤送信対策クライアント製品「WISE Alert」、Microsoft 365 向けメールセキュリティサービス「WISE Cloud」のほか印刷管理、BI、ビッグデータ管理、クラウド暗号化など幅広い分野のソリューションを提供しています。

株式会社エアー:大阪府吹田市
代表取締役社長:森 剛
URL:https://air.co.jp


・WISE Emotional Insightは、株式会社エアーが商標登録申請中です。
・WISE Auditは、株式会社日立システムズエンジニアリングサービスと株式会社エアーの登録商標です。
・WISE Alertは、株式会社エアーの登録商標です。
・WISECloudは、株式会社エアー関連会社の登録商標です。
・文中に記載されている製品名および会社名は、一般的に各社の商標または登録商標です。
・製品の仕様は予告なく変更することがあります。



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