脱パスワード付きZIPファイル送信の代替ソリューション メールで添付ファイルを安全に届けるWISE Alertの2つの方法

2020年12月03日(木) 世の中のニュース

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脱パスワード付きZIPファイル送信の代替ソリューション
メールで添付ファイルを安全に届けるWISE Alertの2つの方法


株式会社エアー(所在地:大阪府吹田市 代表取締役社⾧ 森 剛、以下、エアー)が開発&販売するOutlook ユーザー向けのメール誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」(ワイズ アラート)は、「ヒューマンエラー」によるメール誤送信への対策に加え、「安全な添付ファイル受け渡し」を行うことができる製品です。誤送信対策と外部からのセキュリティ対策を手間なくバランスよく行うことができる機能をご紹介します。

■誤送信対策かサイバー攻撃対策か?誤送信対策の変更に迫られる今

日本ではメール誤送信対策として、添付ファイルをZIP 暗号化して送信し、別メールでパスワードを送信する方法(PPAP 方式)が普及していますが、つい先日、内閣府はこの運用を廃止しました。ここであらためて理解しておきたいのは、サイバー攻撃ではZIP ファイルを送り付けられる場合もあるため、セキュリティ対策面からPPAP 方式での運用を見直したという背景があります。PPAP 方式は宛先や添付ファイルを間違えた場合など、ヒューマンエラーによる誤送信への対策としては効果的な手段であります。しかしながら、同一の宛先に添付ファイルとパスワードを送った場合、悪意のある攻撃者は一方が入手できれば他方も入手できてしまうのも事実です。

今後は誤送信対策と外部からのセキュリティ対策をバランスよく行う手法が注力視されるでしょう。メール誤送信対策製品として生まれたWISE Alert は、従来のメール誤送信対策に加え、「安全な添付ファイル受け渡し」も実現できる製品です。その機能をご紹介します。

■添付ファイルを安全に届けるWISE Alertの2つの方法

1.ZIP 暗号化しつつもパスワードは別の宛先に通知

⾧年行っているZIP 暗号化を突然廃止することは難しいものです。WISE Alert はZIP 暗号化ファイルを送信する宛先とは別の宛先にパスワードを通知できるため、送信先を間違えた場合は受信者による添付ファイルの開封を防ぐことができます。一度通知先を変更して送信した相手は、次回以降も変更後の宛先がパスワード通知先として表示されます。さらに、メールアドレスの漏えい対策として、宛先をBcc にして送信することもできます。

2.クラウドストレージを利用したファイルの受け渡し

WISE Alert は、OneDrive(有償版※)と連携し共有リンクを使ったファイルの受け渡しができます。メールにファイルを添付して送信すると、WISE Alert が添付ファイルを自動的にOneDrive へアップロードするため、わざわざ手作業でファイルをアップロードする手間はありません。メール受信者はURL 通知用のhtml ファイルから共有リンクを開き、ファイルをダウンロードします。誤送信に気づいた場合には、送信者がいつでもOneDriveからファイルを削除することができ情報流出を防止できます。

※OneDrive for Bussiness(有償版OneDrive)

これら二つの安全なファイルの受け渡し方法は、WISE Alert 管理者側の設定で利用を統一・制限したり、あるいはユーザー自身が送り先によって使い分けたりと柔軟に利用することができます。


「WISE Alert」の詳細および導入事例・評価版のダウンロードは、下記ページをご参照ください。
WISE Alert 製品ページ:https://www.air.co.jp/wal/


[ニュースリリース・製品についてのお問い合わせ]
株式会社エアー マーケティンググループ
電話:06-6368-6080
Email:press@air.co.jp

■誤送信防止Outlookアドイン「WISE Alert」について

WISE Alertは、送信時に表示されるポップアップ画面で、差出人、宛先、添付ファイルなどの情報を一目で確認することができ、メールの誤送信防止に効果を発揮するOutlookアドインです。WISE Alertの「カラーサイン機能」では、偽造されたメールアドレスを検知して送信前に「赤信号」を表示でき、ビジネスメール詐欺を予防することができます。また、専用サーバ不要という導入の手軽さにより、株式会社日立製作所様やパーソルテンプスタッフ株式会社様、マクセル株式会社様などの大規模企業から個人ユーザまで幅広く採用されています。

WISE Alertの主な機能

●送信アラート機能
 外部ドメインの有無
 添付ファイルの有無
 送信先(TO/CC/BCC)/ 送信宛件数(TO/CC/BCC)
 件名の空白
 任意の宛先へのアラート設定
●その他の誤送信防止関連機能
 一時保留(分単位で設定)
 上司Cc / Bcc自動付与
 即時送信 / 送信キャンセル
 キーワードチェック
 Outlookグローバル配布リスト対応
 Bcc一括変換機能
 送信Alert除外リスト機能
●添付ファイル関連機能
 添付ファイル名の表示、内容の閲覧
 添付ファイル内容確認の必須設定
 添付ファイル(Officeファイル)のPDF変換、プロパティチェック
 パスワード通知先変更 お勧め!
 添付ファイルリンク共有 お勧め!
●慣れ防止機能
 テキスト入力後に送信
 条件によりフレーム色が変化
 警告内容の確認強制
 フェイク宛先の表示
●ログ管理機能(エンタープライズ版機能)
 メール送信履歴の記録
 送信ログの検索機能
 ログ情報のエクスポート(CSV/XML)
 時間外のメール送信時警告
●管理者機能(エンタープライズ版機能)
 専用サーバの設置不要
 企業統一ポリシーの設定
 グループ別ポリシーの設定
 警告画面文章のカスタマイズ
 お知らせポップアップ機能
●ZIP暗号化機能
 添付ファイルの自動ZIP暗号化機能
●宛先ドメイン判定機能
 宛先キーワードとドメインのマッチング確認機能
●LDAPユーザ情報連携機能オプション
 LDAPユーザ情報の会社名・部署名・名前 表示機能

<サブスクリプション価格>(年間利用料)

希望小売価格(税別):<5~50ユーザ例>
    ●エンタープライズ版:1ライセンスあたり@1,560円
    ●スタンダード版:1ライセンスあたり@1,400円
    ※年間サポートサービス費用は年間利用料に含まれます。

■ライセンスは5ユーザ以上でお買い求めください。
■LDAPユーザ情報連携機能オプションの価格についてはお問い合わせください。

対応環境

・Microsoft Outlook 2013、2016、2019 および Outlook 365(32bit/64bit版)
・Microsoft Windows 8.1以上
・Microsoft Windows Server 2012 R2 / Microsoft Windows Server 2016
・ターミナルサーバ環境に対応しています。

対応言語

 日本語・英語・中国語


【エアーについて】

「いつの時代も、”いま、最も必要なソフトウェア”を提供する」ことをモットーに、メールアーカイブ・監査ソリューション「WISE Audit」、誤送信対策クライアント製品「WISE Alert」、Microsoft 365 向けメールセキュリティサービス「WISE Cloud」のほか印刷管理、BI、ETL、クラウド暗号化など幅広い分野のソリューションを提供しています。

株式会社エアー:大阪府吹田市
代表取締役社長:森 剛
https://www.air.co.jp/


* WISE Alert は株式会社エアーの登録商標です。
* WISE Cloud は株式会社エアーが商標登録申請中です。
* WISE Audit は、株式会社日立システムズエンジニアリングサービスと株式会社エアーの登録商標です。
* Microsoft、Microsoft 365、Outlook および Windows は、米国 Microsoft Corporation およびその他の国における登録商標または商標です。
* 文中に記載されている製品名および会社名は、一般的に各社の商標または登録商標です。
* 製品の仕様は予告なく変更することがあります。


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