データは富の源泉とされ、利活用によって業務効率化や市場の優位性を確保できる有用な資源です。由来を辿ってみると、始めは2006年に英国の数学者が提唱し、その後アメリカやイギリスのメディアにより「Data is the new oil.(データは新しい石油)」というフレーズが再び注目を集めました。
実はこの言葉には、データを多く集めただけでは活かせないので適切な加工が必要という意味もあるそうです。
シリーズ第1回では、今年こそ「データを制する」ために必要なことを読み解くべく、成功事例やデータ分析の流れを見ていきました。今回はデータ利活用を進めるにあたり障壁となりやすい「サイロ化」について取り上げます。
いよいよプロジェクトが始まったという時によく問題になるのが「サイロ化」です。サイロとは飼料や穀物を貯めておく倉庫で、窓がなく独立している特徴があります。転じて、縦割りの組織構造により部署やシステムごとにデータが分断され、連携できていない様子をサイロ化といいます。
サイロ化には2種類あり、いずれもデメリットがあります。
どちらか一方ではなく組織構造とデータの両面からアプローチを行うことがポイントです。
大がかりな作業になるため、ノウハウや人的リソースが無かったり社内の調整が難航する場合は社外に協力を要請することも一つの手です。
弊社はサイロ化解消に向けてデータ統合・データ連携に取り組む企業を支援するサービスがあります。また、長年データ活用基盤の導入に携わってきた実績があり、実際にデータ連携を支援した事例はこちらからお読みいただけます。
データ統合・データ連携でお悩みがあればぜひ一度ご相談ください。
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