PRODUCT TIPS
製品活用ヒント集
実用性が高まる音声認識
前回に引き続き、身の回りにある意外なAIの活用例を紹介します。今回は、近年AIの精度が上がり実用化されるようになってきた「音声認識」が題材です。
■身近にあるAI活用例シリーズ
・SNSモニタリング
・近年注目が集まるAI感情分析
・進化し続けるスマート家電とAI
窓口対応のサービス向上
福岡県北九州市では、区役所の窓口にAIの音声認識システムを導入する実証実験を行っています。このシステムは、聴覚に障がいがあったり耳が聞こえづらい高齢者への対応の際に、職員の発言をマイクで拾い字幕で表示します。
AIは事前に単語を学習しており、会話の文脈から適切なことばを選んで表示することができます。
市役所には筆談が必要な人が1か月で100人ほど訪れることもあるため、このシステムにより、15分余りかかる対応時間を5分ほどに短縮したいということです。
ポータブル翻訳機の精度アップ
スマホの標準機能として翻訳アプリがある一方で、ポータブル翻訳機の「ポケトーク」は多くの販売実績を持っています。AIを使った翻訳精度の高さに加え、専用端末で操作が簡単なため、業務用として求めるビジネスマンや法人が多いようです。
74言語に対応しており、それぞれの言語に合った翻訳エンジンを使うことで高い精度を実現しています。近年は、移民の多い米国の教育現場などでニーズが増え、多言語対応の需要を取り込んでいます。
参考資料
・NHK「窓口職員の説明を字幕に”北九州市の区役所でAI使い実証実験」
・NHK「区役所に音声認識システム 筆談を字幕表示の実証実験 北九州」
・日本経済新聞「ソースネクスト、ポケトーク1000億円上場の現実味」
・日本経済新聞「ポケトーク、法人購入率が倍増 顧客の体験談を前面に」
