「そこにある未来」を捉まえていく
いま、社会のあらゆる分野において、デジタル・トランスフォーメーション(DX)の動きが加速しています。
AIやIoTなどの先端デジタル技術を活用して、さまざまな企業が従来は管理の難しかった膨大なデータをリアルタイムかつ効率的に収集・蓄積・解析し、合理的で競争力の高い経営や新たなビジネスモデルの創出につなげています。
一方で、デジタル技術を活用した業務改革やワークスタイルの変革が、多くの企業で進んでいます。モバイルデバイスやWi-Fiネットワークを利用したテレワークの普及は、従業員のワークライフバランス向上、業務の生産性向上、BCP確保など企業に多くのメリットをもたらしています。それと同時に、業務上の機密や知的資産などに対するセキュリティ対策が、以前にもまして重要視されています。
こうした社会の動きを敏感に捉えた私たちAIRは「セキュリティ」「Big data・IoT」「AI」の3領域にフォーカスした事業を展開し、それぞれの領域でユーザの期待を超えたハイレベルのサービス、ソリューションを提供してきました。
これからも私たちは、ユーザエクスペリエンス(UX)の視点でより付加価値の高いサービス、ソリューションを追求していきます。そして、より多くの「カスタマーサクセス」を通して、未来の豊かな社会の実現に貢献していこうと思います。
2020 年6 月
株式会社エアー
代表取締役社長 森 剛
AIR は、パーソナルコンピューティングがまだ黎明期にあった1983 年に誕生しました。以来、各時代の最先端IT 技術の吸収・蓄積に努め、各種データベースシステムやサーバーシステム、日本初のIMAP メールサーバ「AIRMAIL」など、企業の業務を最適化するさまざまな画期的ソリューションを生み出し、エンタープライズ市場に提供してきました。
現在では利用者数約295万ユーザーを誇るメールアーカイブのスタンダード「WISE Audit」をはじめ、メール誤送信対策ツール「WISE Alert」、検索可能な暗号化ライブラリ「WISE Encrypt」など、当社の開発した数多くの製品が、日本のビジネス最前線で活躍しています。
2つの事業部門の有機的連携で、高付加価値のサービスを創出しています。
エアーでは、自社開発アプリケーションや海外の先進的パッケージソフトを提案する「プロダクト事業」と、個々のお客様課題に応じて多様なものづくりサービスを提供する「システムソリューション事業」の2事業を展開しています。この2つの事業部門が互いに有機的に連動することにより、お客様に高い価値を創出している点が、当社のビジネスモデルの大きな特長です。
プロダクト事業
ビジネスを強力に支援する、先進のアプリケーションを提案します。
エアーでは、国内エンタープライズで働く人々の生産性向上に役立つことを使命とし、世界の最新技術・海外製品の導入と自社開発によって、永年に渡り先進のシステムを提供し続けてきました。
現在は「WISE」シリーズを中心に、メールセキュリティ、印刷物の管理、クラウドストレージ暗号化などの自社開発を進めています。また、海外製品ではビッグデータ活用に役立つ各種ツールの提案を行っています。
システムソリューション事業
培った高度な技術力を駆使して、さまざまなお客様課題を解決します。
データベース技術、サーバー技術、通信技術など1980年代から高度な技術バックボーンを構築してきた当社では、個々のお客様の課題解決に貢献する様々な受託開発サービスを提供しています。