ScrewDrivers設計思想

Tricerat社が提供するScrewDrivers（スクリュードライバーズ）は、 CitrixやRDS環境へのプリンタドライバの導入を不要にし、プリンタ管理や印刷遅延といった問題を解消するプリンタ管理ソフトウェアです。 帳票印刷の罫線のずれ、使用したいプリンタが仮想環境に対応していないといったプリンタドライバ関連の問題を解消すると同時に、ターミナルサービス環境での印刷課題となる、印刷遅延、印刷データのネットワーク帯域の大量消費、プリンタドライバ管理等の解決を実現します。

※ 製品製造元のTricerat社は、印刷時に連携する製品開発元の正式パートナーに認定されています。

ネットワーク環境でのプリンタ管理から解放

マルチデバイスを活用したビジネススタイルへの変革が進む中、クライアントデバイスの印刷環境と仮想化ソリューション製品に依存すること無く、リモートデスクトッププリンティング環境を提供します。数々のプリンタ及びプリンタドライバの管理コストを削減します。

印刷データ圧縮と印刷データ転送方法

Tricerat 社が開発したプリンタデータフォーマット”TMF”により、ネットワークサーバとクライアントデバイス間の印刷データ量を高圧縮することでネットワーク負荷を軽減します。さらに、スプールデータのストリーミング方式でのスプール容量増を抑えることで印刷処理速度の向上とクライアントデバイスのリソース負荷を軽減します。

接続用専用機器が不要

マルチプリンタ対応なのでアプライアンス機器等の新設やシステム関連機器の増設及びネットワーク構成の変更は不要です。

安価な価格設定

ネットワークサーバの実装方法や業務システムの運用方式に対応するライセンス形態を安価な価格で提供しています。

高性能な仮想プリンタドライバの自動作成

クライアントデバイスで利用する可能性があるプリンタドライバを検知し、ターミナルサーバや仮想ディスクトップ上のユーザ環境へ対応する仮想プリンタドライバを自動生成します。
また、プリンタドライバの登録情報が変更された際には、セッション構成情報の再構成も自動で行われます。

プリンタアクセス制御

プリンタの種類や登録数、プリンタ拡張機能の利用可否等のプリンタアクセスの制御を行います。
認証、利用状況の集計を効率的に管理するユーザ管理機能との連携等も可能となります。

プリンタ名称の登録

仮想プリンタ名が自由に決められます。

ターミナルサーバ環境へ柔軟に対応

ターミナルサーバ環境や仮想ディスクトップの仮想サーバ環境や、XenApp、XenDesktop、VMware Horizon View等の仮想化ミドルウェアとの連携が可能です。

Windowsクライアント側のScrewDriversクライントエージェントにてWindowsクライアントが利用するプリンタドライバ情報を、Windows Terminal Server（物理サーバや仮想サーバ）、仮想ディスクトップ上のScrewDriversサーバへ通知し、仮想プリンタを自動生成します。
よって、Windows Terminal Server（物理サーバや仮想サーバ）や仮想ディスクトップ上での、プリンタドライバの設定やバージョン管理等が不要となります。