2019年05月09日(木) プレスリリース
ITソリューションベンダー、株式会社エアー(所在地:大阪府吹田市 代表取締役社長 森 剛、以下、エアー)は、本日、エアーの開発・販売するクライアント型Outlook対応誤送信対策ソフトウェア「WISE Alert」(ワイズ アラート)について、ヒューマンエラー3Hに対応し、送信者に対する注意喚起を強化した新バージョンを販売したことを発表します。
メールの誤送信はなぜなくならないのでしょうか。メールの誤送信は、顧客からの信頼喪失・多額の損害賠償発生(訴訟リスク)・取引先からの取引停止など、思わぬ重大な問題に発展する場合があります。
一般的に、初めての作業・久しぶりの作業・手順や方法を変更した作業については、普段に比べ特にミスや失敗が発生しやすく、そこから事故や怪我といった災害につながる場合が多くあります。
これら3つの作業は、「初めて(Hajimete)」「久しぶり(Hisashiburi)」「変更(Henkou)」の頭文字を取って、“ヒューマンエラー3H“と呼びます。この3Hの作業を行う際には十分に注意して取り掛かる必要があります。
新バージョンでは、この原則からヒントを得て、「初めての宛先」「久しぶりの宛先」「普段と異なる組み合わせの宛先」を過去に送信したメールを学習して判定する機能の開発に至りました。
カラーサインの設定を自動モードに設定しておくことで、宛先に応じて、自動でカラーサインのアイコンを変更して知らせます。また、普段と異なる組み合わせでメールを送信すると、送信Alert画面に「初めて送信する宛先の組み合わせです。」と警告メッセージを表示し、送信者に対して注意喚起を高めることもできます。
意味 | 社外サイン | 社内サイン | |
---|---|---|---|
基本色 | 初めて送る宛先 | ![]() |
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安全色 | いつもの宛先 | ![]() |
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注意色 | 久しぶりの宛先 | ![]() |
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巷で発生しているメール誤送信事故の多くがメール一斉通知で Bcc に設定すべきメールアドレスを To やCcに設定してしまったことが原因となっています。この「Bcc一括変換機能」では、大量の社外宛に対してメールを送信する際、誤ってToやCcに設定したまま送信されてしまうようなケースで、メールアドレスの漏えいを未然に防止できます。
<Bcc一括変換 確認ダイアログ>
エンタープライズ版では、「上司Cc自動付与機能」や「宛先社名表示機能」などのユーザ側でのみ設定が可能だった機能が、管理者側でも設定が可能になりました。管理者とクライアントで設定できる内容が統一されたことで、管理者の一括設定の作業がさらに効率良く行えるようになりました。
【プレスリリース・製品についてのお問い合わせ】 株式会社エアー 販売促進支援グループ 電話:06-6368-6080 Email:press@air.co.jp |
WISE Alertは、送信時に表示されるポップアップ画面で、差出人、宛先、添付ファイルなどの情報を一目で確認することができ、メールの誤送信防止に効果を発揮するOutlookアドインです。WISE Alertの「カラーサイン機能」では、偽造されたフェイクアドレスを検知して送信前に「赤信号」を表示でき、ビジネスメール詐欺を予防することができます。また、専用サーバ不要という導入の手軽さにより、鹿島建設株式会社や横河電機株式会社などの大規模企業から個人ユーザまで幅広く採用されています。
●送信アラート機能
外部ドメインの有無
添付ファイルの有無
送信先(TO/CC/BCC)/ 送信宛件数(TO/CC/BCC)
件名の空白
任意の宛先へのアラート設定
●その他の誤送信防止関連機能
一時保留(分単位で設定)
上司Cc/Bcc自動付与
即時送信 / 送信キャンセル
LDAPユーザ情報連携機能
Outlookグローバル配布リスト対応
Bcc一括変換機能
●添付ファイル関連機能
添付ファイル名の一覧表示
添付ファイル内容の閲覧
添付ファイル内容確認の必須設定
●慣れ防止機能
テキスト入力後に送信
条件によりフレーム色が変化
警告内容の確認強制
添付ファイル内容の確認強制
●ログ管理機能(エンタープライズ版機能)
メール送信履歴の記録
送信ログの検索機能
ログ情報のエクスポート(CSV/XML)
●時間外のメール送信時警告
●管理者機能(エンタープライズ版機能)
専用サーバの設置不要
企業統一ポリシーの設定
グループ別ポリシーの設定
警告画面文章のカスタマイズ
お知らせポップアップ機能
●ZIP暗号化機能
添付ファイルの自動ZIP暗号化機能
●宛先ドメイン判定機能
宛先キーワードとドメインのマッチング確認機能
●LDAPユーザ情報連携機能オプション
LDAPユーザ情報の会社名・部署名・名前 表示機能
<サブスクリプション価格>(年間利用料)
●エンタープライズ版:1ライセンスあたり@1,560円
●スタンダード版:1ライセンスあたり@1,400円
※年間サポートサービス費用は年間利用料に含まれます。
■ライセンスは5ユーザ以上でお買い求めください。
■LDAPユーザ情報連携機能オプションの価格についてはお問い合わせください。
・Microsoft Outlook 2010以上(32bit/64bit版)
・Microsoft Windows 7以上
・Microsoft Windows Server 2008 R2 / Microsoft Windows Server 2012 R2 / Windows Server 2016
・ターミナルサーバ環境に対応しています。
日本語・英語・中国語
株式会社エアーは、「いつの時代も、”いま、最も必要なソフトウェア”を提供する」ことをモットーに、メールアーカイブ・監査ソリューション「WISE Audit」、誤送信対策クライアント製品「WISE Alert」、Office 365向けメール監査システム「WISE 365 Search」のほか印刷管理、BI、ETL、クラウド暗号化など幅広い分野のソリューションを提供しています。
https://www.air.co.jp/
・WISE AlertおよびWISE 365 Searchは、株式会社エアーの登録商標です。
・WISE Auditは、株式会社日立システムズエンジニアリングサービスと株式会社エアーの登録商標です。
・Microsoft、Office 365、OutlookおよびWindowsは、米国Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
・文中に記載されている製品名および会社名は、一般的に各社の商標または登録商標です。
・製品の仕様は予告なく変更することがあります。