エアーの若手社員が、エアー森社長を囲んで
入社当時の印象や現在の心境を語りました。<エアー東京事業所にて>
福島 大治郎
IT業界は技術の移り変わりが激しいですが、当社は学習支援制度も充実。入社後も最先端技術を学んで成長し続けられますよ。
株式会社エアーシステムソリューション(現:株式会社エアー)ソリューション開発部
工学部 メディア通信工学科卒。2018年入社。現在は東京・赤坂オフィスに勤務。動画の転送やIoTソリューション、HP作成など幅広い領域で開発業務を担当。趣味は自転車。
松村 一慶
畑違いの分野(美術系)から飛び込んできましたが、先輩たちがしっかりフォローしてくれます。社員間の距離が近く、とても相談しやすい環境です。
株式会社エアーシステムソリューション(現:株式会社エアー)システム開発部
芸術学部 映像学科卒。2019年入社。現在は東京・赤坂オフィスに勤務し、主にプログラムのテスト作業を担当。趣味はロボット系の3DCG作成。
鍛治 菜津美
エアーは紳士的で話しやすい人が多い会社です。社員の提案や要望も会社がすぐに汲み上げてくれて、新しい施策に反映されています。
株式会社エアー
販売促進支援グループ
(現:マーケティンググループ)
文芸学部 文学科卒。2019年入社。現在は大阪オフィスに勤務。自社WEBサイトの管理や販促イベントの企画をはじめ幅広い業務を担当。
森 剛
この大変革の時期にITを使って世の中に貢献したいと強く思う人には活躍できるチャンスがたくさんある会社です。自信をもってアピールしてください。
株式会社エアー
代表取締役 社長
工学部 経営工学科 1989年卒
ITベンダーを経て1999年エアー入社。セキュリティ事業を立ち上げ、自社製品WISEシリーズでは、多くの企業様との信頼関係を確立し、また同時期に、Bigdata/IoT事業も手掛けた。2018年7月より代表取締役社長に就任。
森社長:
最初に聞きたいんだけど、みなさんはこの会社に入って、入社前に抱いていたイメージが変わったようなことってありますか?
松村:
そうですね、自分は面接の時の社員さんが物腰の柔らかい人だったのもあって「物静かな会社」というのが第一印象だったんです。でも入ってみると静かな中にも仕事への情熱があり、職場にも静かな熱気があって、周りの先輩達がより格好良く見えてきました(笑)。
鍛治:
私もそう。IT企業ってなんとなく「堅実で冷静」な人ばかり、というイメージが強かったんですが、実際はそうでもないですよね。
池田:
確かに。静かな中にも“熱量”がすごい人がけっこういる(笑)。
青木:
逆に、面接の時はちょっと強面で、取っつきにくいのかな?と思った人が一緒に仕事してみたらわりと繊細な人間だったり、印象って変わっていくよね。
森社長:
なるほどね。鍛治さんと松村君は入社1年目だけど、自分が「社会人」になったという実感はどこで感じましたか?
松村:
自分は今の部署に正式配属になって、初めて携わったプログラムテストの業務が一通り終わった時ですね。自分のやったことが会社の「成果」になる、これが仕事をするってことなんだと実感しました。
鍛治:
私は最初のお給料をもらったとき(笑)。振り込み明細の数字を見て「ああ、社会人なんだ」と思いました。
青木:
学生時代のバイトとは金額が違うからね(笑)。ぼくの場合は、先輩たちと一緒に初めてお客様のオフィスに打ち合わせに行ったときかな。相手方も複数で、集まった全員がそれぞれ専門分野を持っていて、一人ひとりが熱い思いを語る感じで、「これがプロの世界なんだ!」と感じたのを覚えてる。
池田:
私は営業として、一人で外回りを始めたときですね。それまでは先輩との同行だったので、自分の裁量で時間を自由に使えるのが嬉しかった(笑)。お客様と向かい合う時は、自分一人で対処しなければならないというプレッシャーも大きかったですけど…。
森社長:
うん。私も営業出身だからよくわかるよ。でも、そのプレッシャーが自分を成長させてくれるんだ。
池田:
そうですね。最初の頃はお客様との話題が10分も持たなかったのが、だんだん雑談も交え対話ができるようになってきて。最近は自分の質問によって「そういえば、わが社にもそんな課題があるな」とお客様に気づかせるようなこともあって、そういうときは我ながら「成長したな」と感じます(笑)。
鍛治:
私も、もともとは電話が苦手で部署にかかってくる電話がプレッシャーだったんですけど、このごろは積極的にとれるようになりました。そこは少し前進しているかな。
福島:
どんな業務でも最初は戸惑うし、上司や先輩に質問することも多いけど、回数を重ねて、だんだん自力でやれるようになると「成長」を実感しますよね。ただ「あれ?これって前に聞いたはずだけど…何だっけ?」なんてこともまだまだ多いですが。
青木:
わかる。失敗が続いて「おれ、全然成長してないわ」と落ち込むこともいまだにしょっちゅうあるしね。まあ、何でも波があるのは当然なんで、長い目でみればちょっとずつ成長しているはず。と、思いたい(笑)。
池田:
私は「営業の仕事がしたい!」と思ってこの会社に入ったんですね。そういう意味では、いま「やりたかった仕事」ができているんだけど、みなさんはどうですか?
鍛治:
私は就活の時は一般職か事務職を希望していました。自分ではそういう仕事が向いていると思っていたので。でも、今やってる販売促進の仕事はWEB作成とか、画像編集とかクリエイティブな要素もあって一般的な事務とはちょっと違う感じです。そこは予想外だったんだけど、逆に良かったな、と思っています。
福島:
プラスの驚きですね。ぼくは今、評価テスト業務を主に担当しているんだけど、一番やりたいのは製品の企画や設計のような「ものづくり」の中核に係わる仕事。なので、100%「やりたいこと」をやってるとは言えないかもしれない。でもテストも「ものづくり」の一部だし、今の経験が必ず将来に生きると思って頑張っています。
池田:
それは私も同じですね。営業の仕事というとお客様へのプレゼンや商談をイメージすると思うけど、セールスコールとか資料集めとか、書類作成とか、地味な裏方的な業務も多くて、そういう意味では私も100%「やりたいこと」ばかりじゃないんです。でもその“土台”があるから、しっかりとした提案ができるんだし、そうした土台作りからフィニッシュまで、一貫してやれるのもエアーの営業の面白さだと思っています。
青木:
ぼくも今の仕事には満足している。もともとは人と人をつないで話をまとめるコーディネート業のようなことに興味があって、就活では最初、広告業界を希望していたんです。でも、今の自分の仕事ってまさにそれなんですね。もちろんデータ加工とか技術職的な面もあるけど、お客様や社内の各部門と密にコミュニケーションをとって、調整していくのが大きな使命なので。結局「やりたいこと」をやっているかどうかは、自分の仕事のどこを評価するかじゃないかな。
福島:
そうですね。それと同時に「なりたい自分」になるための努力も当然必要だと思います。ぼくがめざしているのは、日常のちょっとした問題をぱぱっと解決していけるような、日曜大工ならぬ「日曜IT技術者」みたいな存在。先日も自宅で「トイレに人が入っているかどうか検知するシステム」を試作して、「やればできる」という手応えを少しずつ得ています(笑)。
青木:
ぼくは仕事の現場で色々な人に出会うなかから「なりたい人物像」が見えてくる感じがある。たとえば偉い立場の人なのにわれわれパートナーを対等に扱ってくれる人とか、常に自分の進むべき方向性を見すえている人とか……最近はそういう人にマインドセットを近づけていこうと、おすすめの本を紹介してもらって読んだりしています。
社長:
エアーの将来像について、みなさんがどんな風に考えているのか、聞かせてほしい。
青木:
この会社は今年で創立37年目なんだけど、実はこれってIT業界では、けっこう長い歴史ですよね。その分、古くからお付き合いのあるお客様も多いし、頼れる先輩もいっぱいいる。そういう意味で、同じ規模の同業他社に比べたら、かなり有利なポジションにいると思っています。
福島:
IT業界は流行りすたりが激しい世界で、最近だとクラウド、IoT、AI、VRといったのがトレンドですが、エアーもAIの研究やクラウド製品の開発など積極的にやっているし、そういう時代の流れに全然乗り遅れてません。その上で常に新しいことに挑戦し続けていけば、まだまだ成長できると信じています。
鍛治:
ITってどんどん「スタンダード」になっていくと思うんです。昔はコンピュータを使える人って限られていましたけど、これからは小学校でプログラミングが必修になるし、ますますスタンダード、「当たり前」のことになっていく。当たり前というのはつまり「なくてはならない」ということなので、エアーもそんな「なくてはならない」会社になっていくといいなと思います。
池田:
そうですね。スマホも一種のコンピュータだけど、この5年ほどであっという間に一人一台の時代になったし、クラウドもAIもIoTも、これから色んな領域で「当たり前」になっていくでしょう。でも、そうするとデータ流出なんかのリスクも増える。そこでセキュリティ対策に強いエアーの強みが生かせるのでは、と思っています。
森社長:
うん、まさにその通り。「利便性」と「安全性」とは相反する関係にあり、社会が便利になればなるほどセキュリティに対するニーズは高まっていく。そこに当社の成長のチャンスも広がっていくと私は考えている。社員一丸となって、OneAIR(ワンエアー)※で、このチャンスをとらえていきたいね。
鍛治:
OneAIRと言えば、先日京都で開催した「OneAIR37(社員全体研修)」はすごく楽しかったです。ふだん会うことの少ないいろんな部署の方々とも交流できたし、ああいう場をこれからも増やして欲しいです。
福島:
同じ東京にいても六本木オフィスと赤坂オフィスではふだんそんなに行き来がないし、まして大阪のみなさんとはなかなか接触する機会もないですからね。顔を合わせて色々話せたのはすごく良かったと思います。
青木:
「OneAIR37」では古くからいる技術者の方々とも直接話せて、生の声を聞けました。いろんな人が、いろんな思いを持ってこの会社に勤めていることがあらためてわかったのも良かったです。
松村:
入社前に会社から頂いたドラッカーの「経営者の条件」※のなかに「主語は『私』ではなく『われわれ』である」という言葉があって、すごく印象に残っているんですが、OneAIRというのも、まさにそういうことだと思います。実際に業務に就いて、この言葉の重要性を実感しています。
森社長:
そう、一人ひとりが「なりたい自分」を目指して少しずつ成長し、それが一つに合わさっていくことで、会社も持続的に成長していける。みなさん、これからもよろしくお願いします!
【 OneAIR(ワンエアー)について 】
「OneAIR」はOnly One, Number One, Together As Oneを標榜するAIRのスローガン。 「カスタマーとともに成功・成長し続ける企業になるために、部門や携わる事業に関係なく、社員全員が同じベクトルで進み続けよう!」というコンセプトのもと、2018年から当社が掲げている。毎年、年に一度実施している、社員全員が一堂に会する全社会議の通称でもある。
【 ドラッカーの「経営者の条件」について 】
P.F.ドラッカー(1909-2005)
経済界に影響力のあった経営思想家。多くの著書を残し現在でもなお経営者を目指す方々に愛読され指針となっている。
その数ある著書の1冊『経営者の条件』
内容は、「導ける人(成果がでる人)」が習慣としているマネジメントの大原則を「8つの習慣」として紹介。
*AIRでは、新卒入社の方に熟読をお願いしている。